口から胸 灼熱感の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
54歳 女性
更年期障害で胸から熱が上がってきてとても呼吸がしにくい為、漢方薬で何とかしたいと来店されました。
夏になると灼熱感が酷くなり、肩で息をしている事があるくらい辛いそうです。20年ほど前に子宮外妊娠の為、卵巣を摘出してから、気道がとても暑くなり、体全体がほてる状態になってしまったそうです。喉から食道にかけてヒリヒリして痛いそうです。
病院に行っても一向に良くならず、最近は耳のジュクつきが酷く、中耳炎があるそうです。病院ではタリオン、メイアクト、オノン、ホクナリンなどをもらっていたそうです。
中国医学的に診ますと『血熱旺盛』、『湿熱陰虚』の状態と考えます。
その為、体に溜まっている熱毒素を体の外へ排泄していく漢方を中心にお渡ししました。
すると2週間ほどで耳の痒み、ジュクつきは治まってきましたという報告を受けました。喉から食道にかけては灼熱感がまだまだ残る状態です。しばらく、続けて頂きました。
1か月ほどしますと耳の中耳炎はほとんど良くなってきたそうです。
半年ほどして喉の灼熱感はだいぶ楽になってきましたという報告を受けました。
あとは口の中の熱感が残るぐらいで、体調も良くなってきているようです。
最近は介護の仕事も忙しい為、疲れやすい為、体のほてりや体力、免疫力を上げていく物を追加してお渡ししました。
今は喉の灼熱感も、耳の中耳炎も良くなって元気に過ごされております。
人間の臓器はむやみにメスを入れたり、臓器を取り除く事でホルモンバランスや血流はかなり悪くなります。
手術する前と比べて、体調が悪化される方もいらっしゃいます。
特に女性の子宮や卵巣を取り除くという事は女性ホルモンの分泌がうまく行われない為、
更年期障害が早くおこりやすくなります。
本当にその手術が必要なのかどうか、セカンドオピニオン(他の方の意見も聞く事)が大切だと思います。
M様はかなり体調が回復されてとても喜ばれております。
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